【BROMPTON de Blevets】薄野200 後編 〜「テールランプが綺麗でえ〜」〜 |
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2018年 10月 17日
2018年10月14日薄野200 前編からの続き。
PC2を出発してスグに雨が本降りになってきた。 レインウェアをフル装備したのが大正解だったわけだ(だからといって嬉しいワケではないが)。 まあ、雨だからといってペースは変わらず、登り坂になると7〜8km/hしか出せないいつもの展開なワケだ。 どんどんと陽は傾き、 まさにマジックアワー。 低性能なコンデジでもこれだけの美しさだ。 「美しい〜」と感嘆しながらもペダルは漕がねばならない。 だがペースは上がらない。PC3にはもう誰も居ないだろうが、かろうじてクローズ時間には間に合うだろう。 そして17:20、PC3セイコーマート新篠津店に到着(去年より15分遅れ)。 意外にもまだ休憩しているランドヌールが多く驚くが、なによりBROMPTON軍団、そして相当先行していると思われた店主A氏もその場に居られた事にさらに驚いた。 聞くと道を間違え、引き返すアクシデントがあったらしいが、それにしてもかなりこの場所で待ったのでは無いだろうか。 これでもう思い残す事は無い…いや待て待て!あと40kmも残っている。ここからがある意味正念場なのだ。 残り時間の余裕も余り無い。豪脚のOTK氏を先頭にトレインを組む。私は二番手で何とか付いて行こうとするが、石狩大橋手前で力尽き、ジワジワと離されてしまった。 江別の4番通りに入り、何とか信号待ちの度に追い付き〜引き離され〜を繰り返すうちに今度はメカトラ発生。 虎の子の3速に入らなくなってしまったのだ。 私は体型の割に(?)高トルクで踏み込んで行く(ケイデンスが上げられない)タイプなので、ハイギヤが無くなると一気に離されてしまう。 道道626号から右折して275号線に向かう交差点でうまい具合に信号待ちにハマり、店主A氏に症状を訴えた所、一瞬でチャッチャッと治してくれた。 BROMPTONの内装ハブは、シフトダウン時はレバーでワイヤーを引っ張り、シフトアップ時にはレバーの固定を解くとハブ内部のバネで変速ワイヤーが戻っていく構造なのだが、長時間雨に晒された事で、チェーン状のワイヤーの動きが悪くなり(90°以上曲がってるから余計にね)、3速への戻り不良となったのだろう。 店主A氏がそこをモニョモニョしてくれた事で動きが復活したというワケだ。 3速が復活し、なんとかOTK氏の背中に張り付きながら豊平川CRに入る。 ここを走り切ればゴールは見えたも同然! が、ここにきて疲れなのかハンガーノックなのか、ガックリとスピードダウン。強烈な眠気にも襲われる。 OTKの背中がみるみる遠のく中、共倒れを恐れ、後続のメンバーに先行を促す。タイムアウトは自分だけで良い。 ひとり、またひとり、とメンバーを先行させるが、店主A氏が私を追い抜いた後、 「私が風よけになりますよ!」 とドッカと私の前を走り、挽いてくれた。 真っ暗なCRの中、眠気に襲われ、あまつさえペダリングするたび両脚にくすぐったい感覚さえ出てきた状態(脳内麻薬?)で力が入らないが、なんとか食らいつく。 だがもうハンドル操作もおぼつかず、いつコースオフしてもおかしくない状態。 目の焦点さえ合わせる事が難しい中、A氏のテールライトのみを追い、直進を保つ。 幻聴か、ハーモニカの音も聴こえてきた。 ♪パウア〜パ〜パウア〜パァ〜パ〜パ〜パ〜パ〜プ〜ワ〜ワ〜 ちょうど一年前に〜この道を通った時ィ〜♪THE虎舞竜 ロードより 何度も休もうと思ったが、A氏がしきりに後ろを(私を)気にしてくれ、そして私の後ろにはMugen氏が寄り添い、見守ってくれていた(←ハズ)ので、力を振り絞らざないワケには行かなかった。なんとしてもBROMPTON軍団の全員完走を目指すのだ!という強い思いの元。 そして、、薄野の、、ネオンが見えた! パァ〜(←擬音) しかし、CRを抜けた段階で制限時間まであと6分。間に合うのか!? 無常にも交差点ごとに信号待ちに捕まり、時間は過ぎてゆく。 ゴールのローソン札幌南2条西11丁目店で最後の買い物をして、渡されたレシートを見ると、20:09と印字。 「クソゥ!9分オーバーだッ!!」 情けないやら申し訳ないやらで放心状態の中、先に買い物を済ませ外で待っていたOTK氏にこの事を告げると、 「え?クローズは20:30ですよ?全然余裕で完走ですよ?」 と! 思いっきり勘違いをしていた事に気付いた私の脳内でBill ContiのThe Final Bell(ロッキーの勝った時のアレ)が流れた事は言うまでもない。 そのサウンドに浸りながらPC1で南風応援団K女史から戴いた三方六を貪っていると、Mugen奥様から去年同様、勝利のチョコを戴いた。強い女(ひと)は優しい。 パァ〜(←「ブラフォードの顔!」byスピードワゴン) その後帰宅し、勝利の助六寿司とカップ麺を摂取し、眠りについたのだった。 さて今回のブルベ、完全に人間的準備不足だったワケだが、ふとこの3年間のBROMPTONでのチャレンジを振り返ると、走行後、身体へのダメージがほぼ無いという事に気付く。 薄野200の初回参加は2015年。 ロングライドをコナし、身体を作ってKHSのP20Rで参戦し、タイムは11時間10分。 しかしブルベが終わり、家に着いた段階からヒザ痛で立ち上がる事すらままならず、翌日もヒザの激痛でベッドから出れなかったほどなのだ。これは数日続き、仕事にも影響が出た。 それがBROMPTONになると、走っている時はそれなりに辛いのだが、終わった後といえば多少脚に疲れが残ってるかな?位なモノなのだ。 ペースが遅いせいなのか、ポジションのせいなのか、理由は種々あるのだろうが、BROMPTONが旅(ロングライド)に適した自転車だという事は疑いようもない事実であろう。
by okaz39
| 2018-10-17 02:32
| ブロンプトン
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