【回顧録】GROMニューハンドル シェイクダウン 〜素人ばりの失敗で〜 |
昨日交換したハンドルの塩梅を確かめる為、走り慣れたステージへ。
出発後最初の交差点でステアリングの動きの重さを感じたのだが、アホな自分は、
"お!ハンドル交換でレバー比が変わって、動きにしっとり落ち着きが出たなあ(´-`)"
などと思っていた(実際はレバー比が短くなりクイック方向に振られていたにも関わらず…)。
しかしながら交差点の度に若干の違和感は抱きつつも走り続け、石狩八幡のセコマに立ち寄った時、ある事に気づいた。
スタンドを降ろし、ステアリングを左に切って降車、、と思ったら、ステアリングが最後まで切れないのだ。
右へは"ガチン"とストッパーに当たるまで切れる。
左へもう一度…やはりググッと重くなり、最後まで切れない。
"何か突っ張ってる?"
"配線の取り回しに失敗でもしたか?"
と調べてみると、トンでもないモノを見つけてしまった。
クラッチケーブルがハンドルストッパーとフォーククラウン(というのか?)のスキマに挟まって、グチャグチャに傷ついているではないか!
写真はケーブル救出後だが、
見つけた時のショックといったら…
キッチリ直すには左のスイッチボックスを外して配線とクラッチケーブルの取り回しを変えなければならないので、取り敢えず応急処置のみ。
帰るまでは信号待ちの度にチェックしよう。
気もそぞろだが、折角ここまで来たのでひとっ走りだけ。
頂上にて。
この後は脇目も振らず家に帰り、分解・修復。
クラッチケーブルは皮膜が破れ、中のワイヤーが丸見えになっているが、幸い作動は渋くなっていない為、テープをグルグル巻きにして水の侵入だけ防いでやれば良いだろう。
この二日後、夕張まで往復したが問題ナシ。ひと安心だ。
ノーマルがいかに計算されて作られているか…思い知った出来事だった。