留萌帰省2017 その①〜HIACE de RUMOI〜 |
例年(といっても過去二年間だけだけど)であればBROMPTONでの帰省だったが、今年は娘を連れての帰省となる為、BROMPTONでのアタックは断念。
という事で相棒はハイエース。
コイツは今年7月1日から乗り始めたばかり。
いわゆる遠乗りはニセコHANAZONOヒルクライムの時、倶知安町公民館までの90km(片道)が最長。
今回は留萌までなので片道約130km。
さて壊れずに辿り着けますか。
そしてそして、
ただ行くだけではもったいないので、今年は自転車2台(BROMPTONとATB1000)、そしてバイク(GROM)を持って行き、天候やら気分やらで何処で何をするか決めようと思う。
では出発。午前9時に家を出る予定だったが、ご覧の通り↓
いつものグダグダで、出発したのは10時50分過ぎで、海岸線を通るルートを選択。
望来のこのポイント、この海が見える瞬間が好きなのだ。
二年前BROMPTON帰省の時寄った"浜ラーメン"。二年前より賑わっとるな〜。
増毛、国稀周辺も人出が多かった。
で、実家到着は14時30分。所要時間3時間40分、と随分時間をかけての到着となった(クルマを壊さないように優しい運転が効いたのだろう)。
到着後ひと息ついたところで墓参り。この日は父方の実家に寄り、行事終了。
(私自身は夜が更けるのを待ち、呑みに出た)
8月14日(月)、留萌滞在二日目。
この日は朝からの曇り空。
親戚の家&墓参り第二弾に行った後、娘とサイクリング、、の予定だったが、行事を済ませてひと息付いていると雨が降ってきてしまった。しかもこの日の留萌は寒い!
…という事で巣ごもり決定。
明けて8月15日(火)、留萌滞在最終日。
朝4時にセットしたアラームで起き、外を見ると路面はまだ濡れている。
"降水確率0%だったが、まだ乾かぬか!"
と心で叫びながら再度各天気予報アプリを見ると、この後も確率0%が続いている。
"この路面の濡れはスグ乾くだろうヽ( ´ー)ノ フッ"
と楽観視。
当初よりの計画、GROMでの宗谷岬アタック、決行だ。
同じ道内だが中々普段は行かない所なので、17年ぶりのバイク復帰初年度という事で、是非行っておきたかったのだ。
え〜、ちなみに娘は実家に置き去りだ(本人了承済み)。自分の時間を有意義に過ごして欲しい。
さて、そそくさとバイク用ジャケットを着こみ、外へ出ると、軽い霧雨状態。
"これ0%って言うのかよ?"
といぶかりながらもハイエースからGROMを降ろす。
※空が明るく見えるが、単に白トビだ。
もう後戻りは出来ない。4時40分。出発。
すぐにコンビニに寄り、缶コーヒーとパンを摂取し、再出発。
この時点では雨は降っていなかったのだが…
三泊(さんどまり)走行中、雨が激しくなってきた為、路肩に停車し、胸ポケットに仕込んでいたTHETAをウエストバッグにしまう。
※やはり空が明るく見えるが、単に白トビだ。
とはいえ引き返す程の土砂降りでは無い為、目的地に向け再スタート。
雨は強くなったり弱くなったりを繰り返し、通気性の良い夏用ブーツの中は浸水しヌチャヌチャで不愉快。
ウェアはある程度の撥水性を持っており、問題なかったのだが…
そんなこんなで雨を耐えしのぎながら5:55、このルート上の最北端のセブンイレブン、羽幌役場前店に到着。
この日、現金を持ち合わせていなかったため、セブン銀行でお金を降ろす必要があったのだ。
いそいそとATMにカードを挿入。
すると無情にも画面には"この時間はお取り扱い出来ません"の文字。
取り扱い開始は8:00〜♪だと…今はまだ6:00…2時間も待てるか!
ノシャップ岬の"樺太食堂"でウニ丼を食す為にどうしても降ろしたかったのだが…
この瞬間、ウニ丼は諦めた。
茫然自失の中、再度バイクに跨り北を目指す。
次に目指すは、ガソリンスタンド、"ホクレン初山別給油所"だ。
実は計算上、無給油では宗谷岬には辿りつけない為、どこかで給油しなければならないのだが、ネットで調べると、この時間はどこも閉まっているようだった(田舎なので当たり前か)。
そんな中、このスタンドはライダーのオアシスかのように"24時間営業"を謳っているのだ。
これはありがたい。
希望を胸に20km、コマを進め、オアシスに到着!!
勢い良く敷地へ侵入しようとするとロープのようなモノが張られている…
も、もしや…とバイクを降り、確認すると、
気のせいでは無く、完全に閉まっていた…
何度か経験した事があるが、グーグルの営業時間情報にはウソが存在する。平気な顔をして。
今回もまんまとヤラれてしまったワケだ。
燃料ランプは残り一目盛り。残1リッターというところか。
給油所は22km先のエネオス。距離的には大丈夫だが、問題は営業しているかどうかだ。
二度目の茫然自失の状態で出発。
茫然自失が続いたので、その②へ続く…